コウモリ傘

気まぐれにいろいろと。

推し:斎藤工さんについて



私が斎藤工さんをちゃんと知ったのは、2016年1月ドラマ『火村英生の推理』の最終回後でした。

放送当時、この火村英生役の人は何者なんだろうと気になりつつドラマの世界から覚めたくなく調べませんでした。

で、最終回後調べて驚いたことを挙げます。


まず、その1。「セクシー俳優」という異名?


なにこれ?????

ピンクに光ってそうな…甘ったるい香りがムンムンしてきそうな文字列に面食らって、すかさずドラマ火村の公式サイトに飛んで心を落ち着かせました。

冷静になってから更に調べると「昼顔」に辿り着き、「え?火村先生とあの不倫のドラマのメガネの人って同じ俳優さんだったの?!」ってびっくりしました……。

何だったらスマスマの昼顔対決見てました。

あの横顔が可愛らしくて美声の人は斎藤工さんだったのかよ、と呆然としました。

で、更に過去の出演作品をチェックすると御剣検事も見たしCMも見てた。

何なんだ斎藤工さん。

何なんだ私のポンコツ頭は。


その2。とにかくチャーミング。


まだまだファンとも言いきれない頃、ミステリアスで完璧人間だと思ってました。(何だか分からないけどバラエティに出なそうなイメージがあった)

エンタメニュースとかで時折浮かべる笑顔を見て、この人可愛い顔をしてるんだからもっと笑ったらいいのに、なんて失礼な事を思ってました。

その後火村英生のDVDを買い本編とアナザーを見尽くしてから例のメイキングを見て、大笑いしてる斎藤工さんに堕ちました。

私は魅力的だと思った人物の笑い声に弱いんです。

とにかく可愛かった。


それからどんどん最上の命医無伴奏・団地・高台家の人々・運命に、似た恋……バラエティを見て、ブログも秘宝コラムや雑誌を読んでファンになりました。

ご本人はご自身の芝居が下手とか言ってますが、これに関しては「何だと…?」って気持ちです。

「自分を過信しない」がご本人の自戒なんだろうってブレイク前と後の雰囲気とかいろいろな面で察するけど、私は斎藤工さんの芝居が大好きです。

これだけは「いえ、僕なんて」なんて言葉は聞き入れません!

(その自戒の気持ちは否定しません。)


私が思うに、この人は頑張りすぎなんです。

求められたら全力で応える。

素敵だけど、たまには立ち止まっていただきたい。

もしも昼顔という作品が生まれず、例えばサイコパス的な作品(役)あるいは電波的な役でブレイクしてたら、そのイメージを求められたとして、その時この人はどこまで頑張ってしまうんだろうか?

そのブレイク以前から知ってた人達の中には「今の〇〇キャラは嫌」とか離れる人もいるかもしれない。

そしてどんどんイメージがこびりついてゆく、そのものになっていくような。

よくよく見ると本質的な芯のところは変わってもいないのに。



なので、私の中で斎藤工さんを表すなら『奇妙な星の人』です。

その時その時で多面体のような人。


斎藤工さんの言葉や考え方にいっぱい救われたこともあります。

いつか私個人の勝手な理想像から外れた時、一旦距離を置くこともあるかもしれないけど、この人を「見ていきたい」一心です。



たくさん語りすぎたので、この辺りでやめます。

また今度ちょこちょこ書くかもしれません。


最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。