コウモリ傘

気まぐれにいろいろと。

推しの御方が芸人を目指す記念に。



衝撃でした。

どうにも眠れなくてツイッターで何気なく「斎藤工」を検索すると、只事ではないことがテレビ東京で起きてると知り、飛び起きました。

大急ぎでテレビをつけてチャンネルを回すや、あの飲み会シーンでした。

しかも尻の居所が落ち着かない空気で、斎藤工さんが「芸人になろうと思ってます」って言うもんだから、絶句しました。

訳も分からず話は進み、あっという間にED。

知らない人はいないであろう歌声に「まさか…そんなわけないだろ」と思っていたら、そのまさかのToshlさんでした。

『マスカレイド』最高です。

もう頭が追いつかないほど感情が昂りすぎて、「やったれ工さん!!」と思わず叫んでしまいました。

以後ハイテンションになりすぎて眠れたのもいつだったか分からないまま朝を迎え、アレは夢だったのかなって思いツイッターを見たら現実でした。

じわじわと「何をやろうとしている」のか、それから「挑戦の最中と先」を考えて、ゾワッとしました。

挑戦そのものにワクワクと、この先どうなるのかという不安と怖さです。


後日、MASKMEN第1話を見ました。

オープニングもかっこいいし、くっきーさんの底知れなさというのかよく分からないけどすごくヤバそうな力を持ってそうだなというのも感じるし、ロッシーさんの卵話が面白かった。

飲み会シーン。

私は曇天三男坊さんの考えを頭ごなしに否定したくないと思いました。

もちろん工さんの考えもごもっともだし、ミラクルひかるさんも間違いなんて言ってない。

正解だの間違いだのお笑い素人の私には分からないけど、どの分野でもその世界に身を置く人達の言葉には全て意味あるものだと思ってます。

「古い考え」だと蔑ろにしたくない。

今日までお笑いを支えてきた人達はそこから出発したはずだから。

食えなかった貧乏時代を味わってきた芸人からすると、工さんのような存在は「邪魔だ」

(工さんを否定してません)

「へぇ、あの人が?!」と言いながら心のうちは「けっ」って面白くないと思ってる人もいるだろう。まぁ、そこは想像の域です。


もしかしたらMASKMENは「芸人を目指す俳優の斎藤工を通して、お笑いの世界を知る」番組なんだろうか。


それから私が不安・怖さを感じるものは、企画が始まったばかりなので言いません。

ただ、この先いろんな見られ方や言葉を工さんに向けられるだろうなって、かなりドキドキしてます。

正直ヒヤヒヤです。

でも、強く応援していきたい。


もう一つ、雑誌での言葉が過ぎりました。

そのマスクも演技も好きな私には中々堪えました。

もしかして自己肯定感の低さゆえの挑戦なのかな?

別のマスク(人格)でも作るつもりなの?



も~~~!!

なんか訳分からないベクトルに心配が及んでます。

めんどくさい方向に考える癖良くない!


本当にとんでもない人が推しになったというか、好きになっちゃったなぁ…。

「恥をかけ」ってまさかそっちに行くとは…。

てっきり今までにない大役に挑戦するのか、監督業で何やら面白いことを企んでるのか、その辺りだと思っていました。

いやまぁよくコラボはしてるけどさ…予想出来るわけないでしょう。

もう予想の遥か彼方ですよ。



斎藤工さんってミステリーそのものですわ。


とにかく応援します。

もうね、TAKUMIBIRDに乗っちゃう。







推し:斎藤工さんについて



私が斎藤工さんをちゃんと知ったのは、2016年1月ドラマ『火村英生の推理』の最終回後でした。

放送当時、この火村英生役の人は何者なんだろうと気になりつつドラマの世界から覚めたくなく調べませんでした。

で、最終回後調べて驚いたことを挙げます。


まず、その1。「セクシー俳優」という異名?


なにこれ?????

ピンクに光ってそうな…甘ったるい香りがムンムンしてきそうな文字列に面食らって、すかさずドラマ火村の公式サイトに飛んで心を落ち着かせました。

冷静になってから更に調べると「昼顔」に辿り着き、「え?火村先生とあの不倫のドラマのメガネの人って同じ俳優さんだったの?!」ってびっくりしました……。

何だったらスマスマの昼顔対決見てました。

あの横顔が可愛らしくて美声の人は斎藤工さんだったのかよ、と呆然としました。

で、更に過去の出演作品をチェックすると御剣検事も見たしCMも見てた。

何なんだ斎藤工さん。

何なんだ私のポンコツ頭は。


その2。とにかくチャーミング。


まだまだファンとも言いきれない頃、ミステリアスで完璧人間だと思ってました。(何だか分からないけどバラエティに出なそうなイメージがあった)

エンタメニュースとかで時折浮かべる笑顔を見て、この人可愛い顔をしてるんだからもっと笑ったらいいのに、なんて失礼な事を思ってました。

その後火村英生のDVDを買い本編とアナザーを見尽くしてから例のメイキングを見て、大笑いしてる斎藤工さんに堕ちました。

私は魅力的だと思った人物の笑い声に弱いんです。

とにかく可愛かった。


それからどんどん最上の命医無伴奏・団地・高台家の人々・運命に、似た恋……バラエティを見て、ブログも秘宝コラムや雑誌を読んでファンになりました。

ご本人はご自身の芝居が下手とか言ってますが、これに関しては「何だと…?」って気持ちです。

「自分を過信しない」がご本人の自戒なんだろうってブレイク前と後の雰囲気とかいろいろな面で察するけど、私は斎藤工さんの芝居が大好きです。

これだけは「いえ、僕なんて」なんて言葉は聞き入れません!

(その自戒の気持ちは否定しません。)


私が思うに、この人は頑張りすぎなんです。

求められたら全力で応える。

素敵だけど、たまには立ち止まっていただきたい。

もしも昼顔という作品が生まれず、例えばサイコパス的な作品(役)あるいは電波的な役でブレイクしてたら、そのイメージを求められたとして、その時この人はどこまで頑張ってしまうんだろうか?

そのブレイク以前から知ってた人達の中には「今の〇〇キャラは嫌」とか離れる人もいるかもしれない。

そしてどんどんイメージがこびりついてゆく、そのものになっていくような。

よくよく見ると本質的な芯のところは変わってもいないのに。



なので、私の中で斎藤工さんを表すなら『奇妙な星の人』です。

その時その時で多面体のような人。


斎藤工さんの言葉や考え方にいっぱい救われたこともあります。

いつか私個人の勝手な理想像から外れた時、一旦距離を置くこともあるかもしれないけど、この人を「見ていきたい」一心です。



たくさん語りすぎたので、この辺りでやめます。

また今度ちょこちょこ書くかもしれません。


最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。